ベトナム観光で移動手段は何を使うべき?体験談からおすすめと注意点を解説
ベトナム旅行に行ったら、現地での移動手段はどうしたら良いんだろう…?
行き先や状況によって使い分けるのがおすすめ。
体験談をもとに解説していくよ。
ということで今回は、ベトナム国内での移動手段について解説していきます。
この記事を読めば、ベトナム旅行で自分が行きたい場所へはどの移動手段を使って行くのが良いのか、イメージすることができるはず。
あらかじめ準備しておくことで無駄な時間がなく観光がスムーズにできるので、予習をしっかりしていきましょう。
ベトナム観光でおすすめの移動手段
僕たちがベトナム旅行で実際に体験してみて、おすすめしたい移動手段は以下の3つ。
- 配車アプリ「Grab」
- タクシー
- チャーター
結論から言うと、ベトナム旅行で無駄なくスムーズに観光するには、この3つの移動手段をうまく組み合わせて利用するのが良いです。
訪問する都市や観光スポットによっても交通事情は違ってくるので、旅行前にチェックしてしっかり計画しておきましょう。
これらの移動手段をどう使い分ければ良いのか、それぞれの移動手段の選び方や料金の比較・利用時の注意点についてひとつずつ解説していきます。
この他に移動手段としてバスや鉄道もありますが、乗車方法が複雑だったりするので、初心者にはおすすめできません。
ベトナムの交通手段1:タクシー
まずベトナムでの移動手段として使えるのがタクシーです。
ベトナムでタクシーが使える場所
市街地や観光地周辺
市街地や観光地周辺の交通量がある程度あるところでは、タクシーがものすごくたくさん走っているので、いつでもすぐに捕まえることができます。
実際にダナンやハノイなど観光客が多くいる街中ではたくさん目にしたよ
空港やホテル
空港にはタクシー乗り場があり常にタクシーがいる状態なので、ほぼ待たずに乗ることができます。
特にスーツケースなどの重い荷物がある空港-ホテル間はタクシーが便利!
ホテルからタクシーに乗る場合はホテルのスタッフにお願いして呼んでもらうのが安心です。
郊外の観光地ではタクシーの利用に注意
郊外の観光地にタクシーで行った場合、帰りのタクシーが捕まえにくいところもあるので、事前に下調べしておいた方が良いでしょう。
そういう場所にどうしてもタクシーで行く場合は、行きのタクシーのドライバーに交渉して待っていてもらうか、出発前にホテルの方に伝えてタクシーのドライバーに伝えてもらうのが良いです。
ベトナムのタクシー料金と支払い方法
ベトナムのタクシーはメーター制で、タクシー会社や車の大きさなどによっても異なりますが、
- 初乗りで10,000~16,000VND(約50~80円)
- その後は1㎞ごとに15,000VND(約75円)ずつ加算
となっています。
日本のタクシーに比べるとかなり安いです
支払いはクレジットカードが使える場合もありますが、ぼったくりやスキミングなどのトラブルを避けるため現金が良いです。
チップは基本必要ありませんが、おつりが細かい時や気持ちよく接客していただいた時にチップとしてあげることもあります。
もちろん渡さなくても何の問題もありません。
ベトナムのタクシー利用方法
ベトナムのタクシーの乗り方は日本と同じで、
- 手を挙げてタクシーを止める
- 乗車して行先を伝える
- 目的地に着いたら料金を支払って下車
という感じです。
日本にいる時と同じように利用できるからといって、気を抜かないように注意しましょう。
ベトナムでのタクシー利用時の注意点
僕たちは遭遇したことはありませんが、ベトナムにはぼったくりの悪質なタクシーがいるようなので、何も考えずに乗るのは危険です。
タクシーを利用する時は乗車前・乗車後の2つのタイミングで以下のことを確認することをおすすめします。
- ナンバープレートは付いているか
- 安全なタクシー会社かどうか
- メーターが付いているか
- 目的地は伝わっているか
また、訪問する都市で安全に乗れるタクシー会社を事前に把握しておくと判断しやすいので、どこかにメモしておくと良いかもです。
ホーチミン・ダナン
- VINASUN(ビナサン)
- MAI LINH(マイリン)
ハノイ
- Taxi Group
- ABC Taxi
似たような車体のロゴやデザインの紛らわしいタクシーもいるので、よく確認されることをおすすめします。
トラブルを避けるために
心配な方はホテルやレストランのスタッフにお願いしてタクシーを呼んでもらうのが安心です。
自分の泊まっているホテルじゃなくても呼んでもらえるので、近くのホテルを探しましょう。
ベトナムの交通手段2:配車アプリ「Grab」
ベトナム旅行でものすごく使えるのがGrabという配車アプリです。
簡単に言うと、民間タクシーと乗客をマッチングしてくれるサービスで、Grabは東南アジアでは最大手の会社になります。
僕たちはベトナム旅行中に1番お世話になりました
日本ではまだあまり馴染みがないですが、海外旅行ではよく使われている配車サービスで、使いこなせればとっても便利♪
アプリで現在地と行先を入力すると、Grabに登録されている車が今いるところまで迎えに来てくれて、登録した場所まで勝手に連れて行ってくれます。
言葉が通じなくても確実に行きたいところへ行けて、あらかじめクレジットカードを登録しておけばその場で支払わずに済むので、ぼったくりなどのトラブルに遭う心配もなく行きたいところへスムーズに移動することができます。
ネット環境があるならGrabがおすすめ
ベトナムでGrabを使うには、
- 現地でネット環境が使えること
- Grabのアプリをインストールしていること
が最低条件になります。
ネット環境はWi-FiをレンタルするかSIMカードを購入する人が多いと思いますが、個人的にはSIMカードの方がお得なのでおすすめです。
ベトナムでGrabが使える場所
市街地や観光地周辺
タクシーと同じで市街地や観光地の周辺にはGrabの車がたくさんいるので、好きな時に利用できます。
歩くにはちょっと遠い、観光地から観光地へのちょっとした移動にもサクッと使えてとても便利です。
空港やホテル
空港周辺にもGrabの車がたくさんいるので、使いやすいです。
ホテルも、アクセスの悪い場所でなければGrabが使えます。
空港の出口付近や外で「グラブ、グラブ」と声をかけてくる人がいますが、付いて行かないようにしましょう。
Grabはアプリで呼ぶもので、直接声をかけてくる人はほとんどがニセモノです。
郊外での利用には注意
Grabに登録している車が周辺にいないと利用できないので、タクシーと同じく車通りのないような郊外の観光地へ行く時はGrabは使えません。
ベトナムでのGrabの料金は?
Grabはタクシーの約半額で利用できて、料金も前もって決められているので、Wi-FiやSIMカードなどネット接続ができるならやはり1番おすすめです。
Grabが使えると、好きな時に好きな場所に行けるので、ベトナム旅行ではネット環境を準備してGrabを利用するのが1番無駄なく観光できちゃいます。
アプリは日本で事前にダウンロードできますが、クレジットカードの登録はGrabが使えない場所ではできないため、Grabを使う場合は現地に到着してネットに接続できたらまずクレジットカードの登録をするようにしましょう。
Grabを使うならクレジットカード払いが断然スマートで安心です。
ベトナムの交通手段3:チャーター
ベトナム観光で郊外などのアクセスの悪い場所に行く場合は、車をチャーターするのもひとつの手です。
ベトナムで車をチャーターする方法は?
ほとんどのホテルではチャーターしたいと伝えると車を呼んでもらえるので、行き先やだいたいの時間を伝えて事前に料金を確認・交渉しましょう。
僕たちはダナンで6時間チャーターして2人で900,000VND(約4,500円)でした
現地で予約・交渉するのが難しいという方は、KKdayの貸切チャータープラン
ここで費用を抑えたいという方は、ぜひ現地でのチャーターに挑戦してみてくださいね。
自分たちだけで行くことに不安のある方や日本語のガイドさんがいた方が良いという方であれば、KKdayの日本語ガイド付きツアーがおすすめです。
ベトナムで車をチャーターするメリット
チャーターする場合のメリットとしては、あまり車の通りの無い場所に行く時に、帰りの交通手段があるという安心が得られることです。
観光を思いっきり楽しむためにも、観光に出るときにはぜひ帰りの交通手段についても考えておきましょう。
ベトナム観光を楽しむために【まとめ】
優しい人の多いベトナムですが、中には悪質なぼったくりなどの被害を受ける方もいるようです。
トラブルを避けて楽しく過ごすためにも、ベトナム旅行の前には現地で使う交通手段についても考えておきたいですね。