【2024年最新】ハノイ・トレインストリート訪問記|入り方・注意点を解説
ベトナム・ハノイで人気の観光スポット“トレインストリート”を、2020年に続いて再訪しました。
ここ数年の間に、「トレインストリートは閉鎖して、観光客は入れなくなった」といったニュースを何度も読んでいたので、実際に入れるか現地を訪れるまで不安でした。
ですが実際に行ってみたところ、2024年現在でも問題なく線路内に入りカフェを利用したり、通過する列車を目の前で見ることができました。
そこでこの記事では、2024年時点の
- トレインストリートへの入り方
- 線路沿いのおすすめカフェ
- 訪問時の注意点
を中心に、丁寧に解説していきます。
ハノイ / トレインストリートとは?
ハノイのトレインストリートは、住民の日常生活と鉄道が共存する世界でも珍しい光景を楽しめる場所として、ハノイを訪れる世界中の観光客の間で人気のスポットです。
線路のすぐ傍に地元の方々が暮らす家やカフェが並んでいて、線路沿いのカフェなどから電車が通過する際の迫力を間近で体験でき、InstagramなどのSNSでも映えスポットとして話題になっています。
行き方と線路への入り方・体験談【2024年最新】
トレインストリートまでの行き方
トレインストリートはハノイ駅の北側と南側にそれぞれ広がっています。
実際に線路内に立ち入ることの出来るエリアは北側と南側どちらにも存在しますが、メインの観光スポットであるホアンキエム湖や旧市街地により近い、駅の北側の方をおすすめします。
こちらが北側のトレインストリートの場所です
個人でトレインストリートまで行く場合の手段としては、
- 徒歩
- タクシー
のいずれかでのアクセスが可能です。
配車アプリのGrabを使うと安心・簡単に行くことができます
トレインストリートの近くにはタンロン遺跡やハノイ大聖堂など、他にも観光スポットが点在しているので、他の場所に訪れたついでに歩いて行くことも可能です。
また、これからホテルを探す方であれば、色々な観光スポットにアクセスしやすい場所でホテルを探すと、徒歩で観光スポットを回ることができるので便利です^^
線路への入り方は3通り
トレインストリートの入り方について、3つの主な手段をご紹介します。
1. 個人で訪れる
トレインストリートの多くの出入り口では、警備員(警察?)の人が見張っていて、観光客が線路に入ろうとすると、ホイッスルを鳴らされ、入場を拒まれるケースが多いです。
実際、私たちが2020年に訪れたときに線路内に入ろうとすると、警備員の人にホイッスルを鳴らされてしまいました。(その後、カフェの店員の方に声をかけていただき、無事線路内に入ることができました)
時間帯や場所によっては、警備員の人が不在なところもあるようですが、線路内に入ったあとの行動は自己責任となりますので、注意が必要です。
2. カフェを利用する
トレインストリートの出入り口の周辺では、線路沿いにあるカフェのスタッフが客引きをしていることが多いです。(ボッタくられた、といった口コミなども見たことはないので、安心して付いて行っても大丈夫だと思います)
私たち夫婦は、トレインストリートを二度訪れたことがありますが、いずれのケースでもカフェの客引きの人に声をかけられ、お店まで案内していただきました。
一旦線路内に入り、案内されたカフェでコーヒーや軽食などを飲食すれば、他のカフェに移ることもできますので、目当てのカフェやお店がある場合でも、先ずは客引きの人を頼ることで良いでしょう。
3. ツアーを利用する
一日にトレインストリートを通過する列車の本数は限られていて、また、通過時刻も頻繁に変更するようです。
ですが、ツアーであれば、電車の通過時間に合わせて線路内まで案内されるほか、警備員やカフェ店員との折衝も不要です。そのため、通過する電車を確実に楽しみたい旅行者には、ツアーの利用がおすすめです。
ツアーの場合、上記の方法と較べると多少コストがかかってしまいますが、ホテルからの送迎費用やカフェでの飲食代金が込みのツアーが多く、日本語ツアーもありますので、この点も大きなメリットかと思います。
ハノイの他の観光スポットも一緒に回れるツアーもあって、移動も楽なので初めての方にはツアーはおすすめです^^
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2024年訪問時の体験談
ここからは実際に私たちが訪れた時の体験談をご紹介します。
前回訪問時はハノイ駅北側の規制が厳しいということで南側のトレインストリートに行ってみましたが、今回は事前の調査で北側にも入れるという情報を得ていたので、北側のトレインストリートを訪問しました。
北側のトレインストリートには、線路の横から入ることができる場所があるのですが、ここから入ることが出来たという口コミを見て、今回はこちらの場所に行ってみました。
南側よりも北側の方が、旧市街やタンロン遺跡など他の主要な観光スポットにも近く、アクセスしやすかったです。
今回も配車アプリのGrabで向かいました。
Grabは事前にアプリで目的地を入力するだけでOKで、アプリで決められた料金をカード払い出来るので支払いもクリアで、ベトナム旅行では無くてはならない交通手段です^^
このように線路沿いにはカフェがずらりと並んでおり、線路脇の階段を上って線路に入ることが出来ます。
トレインストリートは個人での立ち入りは今も原則禁止されているようでしたが、今回もカフェの利用という目的で、線路の入り口にいたカフェの店主に案内されて入ることが出来ました。
個人旅行で訪れることもできますが、日本語ガイドの方がアテンドしてくれるツアーもありますので、アクセスに不安な方はツアー予約サイトから探してみるのもアリです。
線路沿いカフェ“28 Train Street”のご紹介
今回、私たちが訪れたのは、“28 Train Street – Cafe & Bistro”というカフェです。
私たちがトレインストリートの入口周辺に到着し、入口を探していたところ、お店のスタッフの男性(と思われる方)が、「こっちにおいで」と案内してくれ、そのままカフェまで連れて行ってくれました。
私たちが訪れた日は気温40度近い猛暑日だったのですが、「電車が来るまでは涼しい店内にいた方が良いよ」、という事で日陰の扇風機の風が当たる場所へ親切に案内してくれました。
メニューを見てみると、カフェ・ビールなどのドリンクは良心的な値段でした。
二杯のドリンクで長居しても嫌な顔を一つせず、電車が来る時間を細かく教えてくれたりと、常に親切でフレンドリーなサービスでした。
お会計の際も、チャージや追加料金を請求されることもなく、すべてが大満足でした^^
お店の場所も、ちょうど直線上に電車がやってくるのを長い時間見ることができるので、ばっちりでした!
トレインストリート訪問時の注意点
安全に配慮して自己責任で
トレインストリートに入ると、線路の上で写真を撮っている方が多いです。
また電車が通る時は身を乗り出したりカメラを持つ手を伸ばしたりして、店員さんに注意されているのを見かけました。
実際に電車はかなりスレスレのところを通るので、事故やケガには十分気を付けて観光するようにしましょう。
個人での立ち入りができないことも
トレインストリートに入る際には入場料などはかかりませんが、カフェの利用を条件に入れてもらえることが多いので、飲食代が多少かかることも想定して行きましょう。
時間に余裕を持って訪問を
今回私たちは事前にネットで電車の通過時刻を調べて行きましたが、情報源によって書かれている時刻が違っていたので、大体の時間を予測して早めに向かいました。
平日と休日でも電車の本数や時刻が違ってくるようです
電車の通過時刻はカフェの店員さんに聞くと教えてもらえました。
ただ電車は時間通りに来ないことも多いようなので、次の予定も含めて時間に余裕を持った計画をしておくことをおすすめします。
トレインストリート【まとめ】
2024年現在もトレインストリートは観光客が多く訪れて、依然人気のスポットだと感じました。
夜のライトアップされたトレインストリートも気になるので、次回は夜にも行ってみたいです
ここでしか見れない風景をぜひ、皆さんにも見ていただきたいです。
この記事が、今後ハノイを訪れる皆さんのご参考になれば嬉しいです。
個人旅行で訪れることもできますが、日本語ガイドの方がアテンドしてくれるツアーもありますので、アクセスに不安な方はツアー予約サイトから探してみるのもアリです。