西表島までのフェリーについて解説|料金・予約・注意点は?
2021年7月に、奄美大島、徳之島、沖縄島北部とともに、世界自然遺産に登録された西表島。
2022年10月現在は、観光客はまだそれほど多くありませんが、今後、日本全国・全世界からの訪問者がどんどん増えてくると思います。
そこで、西表島へのアクセス方法について丁寧に解説します。
西表島へのアクセス方法
西表島へのアクセス方法は、観光客が利用する場合は、石垣港離島ターミナルからのフェリーのみです。
現地の人から聞いた話ですと、急病人などが出た場合には、ヘリコプターが飛ぶこともあるみたいです。
ここで注意が必要なのが、西表島には上原港と大原港があることです。
“星野リゾート 西表島ホテル”をはじめとした西表島のホテルの多くは西表島の北西部にあるため、観光客の多くは上原港を利用することになると思います。
なお、石垣港-上原港間の航路は波が荒れるケースが発生しやすく、欠航することも少なくないようです。
そういった場合であっても、石垣港-大原港は運航し、ホテルのバスも大原港まで送迎してくれますので、安心です。
台風等の影響を受けた場合はどちらの便も欠航することもありますので、注意しましょう。
石垣島-上原港間の所要時間は40~50分になります。
安永観光と八重山観光フェリー、どっちを選ぶ?
フェリーの運航時刻を比較
石垣島-西表島間のフェリーは、安永観光と八重山観光フェリーの2社が運航しています。
以下は2022年10月1日~11月末の、石垣港・上原港間の時刻表(左:安永観光、右:八重山観光フェリー)の時刻表ですが、第一便を除いては、運行時間は同じです。
チケットの事前予約はできる?
安永観光・八重山観光フェリーともにWEBからの事前予約は可能です。
WEB割と言って少しお安い料金で利用できるので、あらかじめ時間が決まっている場合はWEB予約を利用するのがおすすめです。
WEBから予約する場合、安永観光は事前決済(クレジットカード決済)のみでの利用が可能、八重山観光フェリーは乗船券の申し込みのみで当日カウンターにて支払いを行います。
どちらの会社も、乗船券の確保のみで事前に座席の指定はできません
フェリーの料金を比較
料金は、安永観光・八重山観光フェリーのどちらでも大人料金の場合、“片道:2,690円、往復5,170円”と同額です。
さらにどちらの会社でもHPから事前予約ができ、いずれの会社でもWEB割が適用されると“往復:4,970円”と更にお得になります。
そのため、往復チケット&WEB事前予約を利用するのが最もお得ですので、西表島に移住する人以外はこの対応がおススメです。
船の大きさを比較
今回私たちが利用した八重山観光フェリーの船はこんな感じで、そこまで大きくないサイズでした。
安永観光・八重山観光フェリーともに、ほとんどの船は似たようなタイプで大きさも似ていますが、時々安永観光は「いりかじ」という大型の船を運行することがあります。
船は大きいほうが揺れが小さく、それに伴い船酔いにもなりづらいので、船酔いが心配な人は「いりかじ」便を狙うと良いかもしれません。
西表島へフェリーで行く際のポイント・注意点
私たちは、WEB予約していた時間よりも早くフェリーターミナルに着いたのですが、予約していた便の一つ前の便に搭乗できるか受付の人に聞いたところ、問題なく搭乗できました。
旅行中は予定通りに行かないこともあるので、カウンターの方に相談してみましょう
注意点としては、往復分のチケットをまとめて購入は出来ますが、復路のチケットをなくしてしまった場合は再度お金を払って購入する必要がでてきますので、注意しましょう。
石垣港・上原港ターミナルのおススメスポット・見どころ
出航まで時間があっても、石垣港には多くのスポットや飲食店があるので、暇を持て余すことはないと思います。
特におススメしたいのが、マリヤシェイク。
私たちが気に入ったのが泡盛入りのシェイクです。
お店の方に「泡盛好き?」と聞かれたので、「大好きです。」と即答したところ、泡盛濃いめのシェイクを提供してくれました。
本当に絶品でしたので、石垣港に訪れた際には是非足を運んでみてください。
こちらの看板が目印です^^
また、同じくターミナル内にあるとぅもーるショップでは、激レア泡盛である泡波が比較的リーズナブルに購入できました。
近くのユーグレナモールには泡波を置いているショップはいくつかありましたが、どこのお店よりもかなり買いやすい値段で売られていました。
ですが、直ぐに売り切れになってしまうようですので、あったらラッキーくらいの心構えでお店を覗くほうが良いでしょう。
上原港には小さな売店がありました。
西表島特産のお土産が色々と置いており、石垣島にも戻る多くの観光客が購入されてました。
往復券のWEB事前予約がお得でおすすめ【まとめ】
あらかじめ往復券を購入しておけば帰りのフェリーにもスムーズに乗れるので、しっかりと計画して往復券のWEB予約をしておくことでお得に・快適にフェリーを利用できます。
特に連休中などの繁忙期は混雑が予想されるのであらかじめ乗船券を確保しておくのが安心ですね。
WEB予約はこちらから
>> 安永観光HP:https://aneikankou.co.jp/
>> 八重山観光フェリーHP:https://www.yaeyama.co.jp/