【実は簡単】スーツケースのキャスター交換を自分で!1万円以上の修理費を節約する方法を丁寧に解説

旅行の相棒「スーツケース」。長年使っていると、まず最初に傷んでくるのがキャスター(=スーツケースの下に付いている小さな車輪)ではないでしょうか。
「ガラガラ音がうるさい」「片方だけ動きが悪い」など、実はそれ、キャスターの寿命かもしれません。
今回は実際に、私たち夫婦がDIYでキャスターを交換した体験をもとに、交換のタイミング・方法・必要な道具・おすすめパーツをご紹介します。
キャスターの交換を検討すべきタイミングは?
キャスター不良、放置していませんか?
旅行中、スーツケースのコロコロ部分から『ガタガタ』といった異音がすると、ちょっと恥ずかしいですし、引きずるのも疲れますよね。更に、旅行中にキャスターが破損して、スーツケースを転がして運ぶことができなくなってしまうと、楽しい旅行が一瞬で台無しになってしまうおそれも…。
私たち夫婦が長年愛用しているスーツケースのキャスターも、全世界を一緒に飛び回った影響かもしれませんが、よく見てみると、このようにボロボロになっていました。



旅行中に突然キャスターが破損しないか、不安を抱えていました…。
以下のような症状が出たら、キャスターの交換時期ですので、定期的にご自身のスーツケースを確認してみることをおすすめします。
- ゴロゴロ音が大きくなる
- 動きがスムーズでなくなった
- 車輪のゴムが削れている
- 傷みが一部だけに偏っている
業者に頼むといくら?意外と高い交換費用
私たち夫婦も最初は修理に出そうかと調べましたが、業者さんに頼むと…
🔧 キャスター4個の交換で1万円〜1万5千円ほど
というケースが多いのです。
しかも、
- 修理期間は約1週間〜10日
- メーカー純正品の取り寄せが必要な場合も
「だったら、買い替えたほうがいいのでは…?」と悩む人も多いはず。
ですが、実は、自分でキャスターを簡単に交換できるんです!
キャリーケースのキャスター交換DIY体験談
自分で交換すれば、費用は1/5以下!しかも意外と簡単
私が実際に使った費用はこちら👇
- 汎用キャスター(4個セット)…約2,000円
- 金切鋸(かなきりのこぎり)…500円程度








どちらもAmazonで購入しましたが、結果的に3,000円もかからずに、快適なスーツケースに生まれ変わりました。




スーツケースのキャスターは、ほとんどがリベット式で固定されています。(ネジ式のモデルもありますが数は少なく、リベット式の交換を前提にしておくと安心です。)
自分のスーツケースがどちらかをまず確認しましょう。
実際の交換方法|写真付きで解説(リベット式の場合)
ここでは、私たちが実際に交換したリベット式キャスターの交換手順をご紹介します。
①古いキャスターのリベットを削り取る
- リベットはネジのように外せず、金切ノコギリなどで削り取って外す必要があります
- 金属粉が出るため、床には新聞紙などを敷くことをおすすめします







最初はかなり苦労しましたが、コツをつかむと、数分でリベットを削ることができました^^
②取り外し完了&取り付け準備
- 外したキャスターのサイズや取り付け穴の間隔を確認します
- 新しいキャスターを合わせてみて、穴位置が合うか仮チェック
③新しいキャスターを取り付け(リベッター使用)
- キャスターを本体に合わせ、リベットとリベッターで固定します
④取り付け完了!回転&走行チェック
- 4つすべて交換したら、転がして動作確認
- 真っ直ぐ転がるか、異音がないかをチェック


このように、リベット式でも道具さえあればDIY可能です。
キャスターの選び方|失敗しないための3つのチェックポイント
Amazonや楽天では多くのキャスターが販売されていますが、自分のスーツケースに合わないものを買ってしまうと取り付けできないことも。
ここでは、実際に交換して気づいた「失敗しないためのポイント」を2つにまとめました。
① 車輪のサイズ(直径・幅)をチェック
- 古いキャスターと同じサイズのものを選ぶのが基本
- 小さすぎるとスーツケースが傾き、大きすぎると擦れやガタつきの原因に
📏よくあるサイズの例:
- 直径:45mm / 50mm / 60mmなど
- 幅:18mm / 20mm / 22mm など
👉 交換前に、定規で現物を計測しておきましょう


② 取り付け方法の種類を確認(ネジ式 or リベット式)
- ご自身のスーツケースが「ネジ式」か「リベット式」かで選ぶパーツが異なりますが、スーツケースのキャスターは、ほとんどがリベット式で固定されています。
- ネジ式のモデルもありますが数は少なく、リベット式の交換を前提にしておくと安心です。
方式 | 特徴 | 適したキャスター |
---|---|---|
リベット式 | リベッターで固定、やや手間あり | リベット穴付き or 金具セットタイプ |
ネジ式 | ネジで着脱、簡単DIY向き | ネジ付属タイプ |


キャスター交換が難しい場合は…
- メーカー公式修理を利用(保証期間内なら無料の場合も)
- 街の修理専門店もあり
どうしても難しい場合は、思い切って買い替えるのも一つの手。最近は軽量で耐久性に優れたモデルも増えています。
私たち夫婦がイチ押しなのは、国産のACE(エース)のスーツケースです。
まとめ|お気に入りのスーツケースを長く使うために
キャスターがダメになっただけで、スーツケースを買い替えるのはもったいないですよね。
お気に入りのキャリーケース、ぜひ自分でメンテナンスして、これからの旅にも連れて行ってあげてくださいね^^

