【体験談】JALの手荷物優先受け取り有料サービスは必要?JGC会員が出した結論

日本航空(JAL)の「手荷物優先受け取り有料サービス」は、国際線到着時に預けた荷物を優先的に受け取れる有料オプションです。
私たち夫婦は、2019年からJGC会員として、JAL国際線の手荷物優先受け取りを数十回以上経験してきました。
その実体験を踏まえた結論は、次のとおりです。
日本から海外へ向かう際は、原則として優先度は低め。ですが、条件次第では有効なケースもあります。
一方、海外から日本へ帰国する際は、非常に価値を感じやすいサービスです。
この記事では、有料サービスが導入された背景を含め、どんな人が・どんな場面で使うべきかを整理します。

JALの手荷物優先受け取り有料サービスとは(導入時期・概要)
JALの「手荷物優先受け取り有料サービス」は、エコノミークラスやプレミアムエコノミークラス利用者でも、到着時に手荷物を優先的に受け取れるようにする有料オプションとして、2025年9月より導入されました。
近年、航空会社各社が進めている「必要なサービスを、必要な人が選んで購入する」という考え方の流れの中で提供が開始されたサービスです。
サービス概要
- 対象:JALが運航する国際線(JAL便名)
- 内容:預け入れ手荷物に優先タグを付与し、到着時に早い順番で返却
- 料金:1人・1区間あたり2,000円(日本地区発券)
- 購入方法:JAL公式サイトで事前購入(空港での当日購入不可)

【結論】日本発と日本着では「価値が大きく異なる」
日本 → 海外:原則おすすめしないが、例外はある
日本から海外へ向かう際、多くのケースでは優先受け取りの価値は限定的です。
理由は明確で、到着後の最大のボトルネックが入国審査だからです。
- 入国審査の行列
- 指紋採取・顔認証
- 混雑時間帯の待ち時間
これらにより、飛行機が到着してから、入国までに30分〜1時間以上かかることも珍しくありません。
結果として、
入国審査を終えてバゲージクレームに到着した頃には、すでに通常客の荷物まで含めて出揃っている
という状況になりやすく、待ち時間短縮につながらないのが実情です。


例外:入国を“ショートカットできる人”は話が変わる
ですが、APECビジネス・トラベル・カード(ABTC)保持者など、専用レーンを使ってスムーズに入国できる人の場合は、日本発でも評価が変わります。
- 入国審査を短時間で通過
- すぐにバゲージクレームへ到達
- 優先タグの効果を体感しやすい
このような条件が揃う場合は、日本 → 海外でも「時間をお金で買う選択肢」として成立すると言えます。
海外 → 日本:条件が揃えば2,000円以上の価値がある
一方、海外から日本へ帰国する際は、価値を感じやすい場面が非常に多いです。
- 日本国籍者向け自動化ゲート
- Visit Japan Webの普及
- 明確で効率的な入国動線
これにより、飛行機が日本に到着してから、入国審査が5〜15分程度で終わることも珍しくありません。
その結果、
- 入国後すぐにバゲージクレームへ
- 優先タグの荷物が最初の数分で出てくる
- 次の移動手段にスムーズにアクセスできる
という状況が生まれ、明確な時間短縮を体感できます。

二人以上で旅行する場合の「現実的な使い方」
ここからは、「手荷物優先受け取り有料サービス」のお得な使い方についてご紹介します^^
カップルや家族旅行の場合、全員分を優先受け取りにする必要はありません。おすすめなのが、次のような使い分けです。
実践的な戦略例
- 大きめのスーツケース1つだけ
→ 手荷物優先受け取り有料サービスを利用して預ける - 小さめのスーツケース・バッグ
→ 機内持ち込みにする
この方法なら、
- 追加費用を最小限に抑えつつ
- 到着後すぐに最低限の荷物を確保できる
- 空港滞在時間を短縮できる
というメリットがあります。
特に帰国時は、1つでも早く荷物が出てくることの価値が高いため、非常に現実的な選択肢です。
どんな人なら有料でも使う価値がある?
利用をおすすめできるケース
- 海外 → 日本の帰国便
- 到着後に国内線・新幹線・高速バスの乗り継ぎがある
- 深夜・早朝到着便
- 翌日すぐ仕事・出張
- 子連れ・荷物が多い旅行
- APECカード保持者など、入国がスムーズな人
あえて不要なケース
- 日本 → 海外で入国審査が混雑する国
- 初日が移動中心で時間に余裕がある
- 機内持ち込みのみで完結する旅行
まとめ|JGC会員としての結論
JALの手荷物優先受け取り有料サービスは、誰にでも常におすすめできるサービスではありません。
しかし、
- 使うタイミングを見極める
- 人数・荷物を工夫する
ことで、2,000円以上の価値を生む場面は確実に存在します。
私たち夫婦の結論は明確です。
- 日本 → 海外:原則不要(例外あり)
- 海外 → 日本:条件次第で強くおすすめ
帰国時の負担を少しでも減らしたい方は、「時間をお金で買う選択肢」として検討してみてください^^






